インドネシア/INDONESIA | COFFEE ELM
カップに珈琲を注ぎ、手を温め、鼻に近づけて深く呼吸し、注がれた珈琲をそっと口にする。その一口は、何年にもわたる仕事と、何千マイルもの旅路、そしてそこに付随する情熱の集大成です。
入荷予定 / Arrival schedule
【100g】マンデリンG1 ハラパンS18 (深)
¥800
熱烈なファンが多いインドネシアのマンデリン。 特別な面白味のある世界観を持っている非常に中毒性の高い珈琲です。 現代的なスペシャルティーコーヒーの概念からは少し外れた アーシーさ、時に感じるワイン用語のレザーのような香味、 特有の複雑なトロピカルのフルーツの印象。 この独特でミステリアスな世界観をいかに面白がれるか、という問いは スペシャルティコーヒーに溢れかえった現代の流れにおいて とても本質的で重要なものだと思っています。 マンデリンの焙煎度ですが、繊維質が軟らかく 硬い苦みが前に出すぎないフレンチローストを焼くのが難しい豆ではありますが、 このフレンチローストで現れる深い香味とベルベットのような舌触りが マンデリンの本質です。 珈琲という液体を深く探り、考え、 その味を別の物に置き換えて可能性の幅を広げる楽しみ方も素敵ですが、 あえて“言語化することを諦める”という選択肢を持ち、 どうにも嚙み砕ききれない読後感として自分の中に留めておく珈琲の楽しみ方も とても文化的で、人間らしくて、私は素敵だなと思います。 オススメ抽出湯温は80℃です。 生産地:インドネシア スマトラ島北部 リントンニフタ パランギナン アチェ 焙煎度:深煎り 精製:スマトラ式 規格:グレード1 スクリーン:18UP 標高:1300m前後